確認済2026.10.18
月曜はカレー、火曜は生姜焼き。水曜あたりで、もう手札が尽きてくる。
気づけば、2週間前と同じ献立をなぞっている。家族は何も言いません。でも自分のほうが飽きているのです。
新しい料理を覚えればいい。それは分かっています。ただ、平日の夜にレシピを調べて、使ったことのない調味料を買って、うまくできるか分からない料理に挑む余力は、なかなか残っていない。
この記事では、レパートリーを「頑張って増やす」以外の方法を4つ並べました。お金のかからないものから順に置いています。
レパートリーが増えないのは、新しい料理の「お試しコスト」が高いから
レパートリーが増えないのは、料理の知識が足りないからではありません。
新しい料理を1品増やすには、意外と手間がかかります。
- レシピを探して、どれにするか決める
- 家にない調味料や食材を買いそろえる
- 初めての手順を、レシピを見ながら進める
- 家族の口に合うか分からない
どれも、疲れた平日の夜にはつらい作業ばかり。しかも調味料を1本買っても、使い切る前にまた冷蔵庫の奥で眠ることになりがちです。
だから、いつもの料理に戻る。手順を覚えていて、材料も家にあって、失敗しないからです。これは手抜きではなく、合理的な判断と言えます。
つまり、レパートリーを増やすには「新しい料理を試すときの手間」を小さくすればいい。以下の4つは、どれもそのための方法です。
レパートリーを「増やす」以外にできる4つのこと
1. いつもの料理の「味付けだけ」変える(0円)
料理そのものを増やさずに、味付けを入れ替える方法です。
たとえば鶏もも肉のソテーなら、塩こしょう・しょうゆ・みそ・ケチャップ・カレー粉で5通り。手順は同じなので、新しく覚えることはほとんどありません。
食卓に並ぶ見た目と味が変われば、「また同じ」という感覚はかなり薄れます。
- 向いている人:焼く・炒めるの基本の料理が、すでにいくつかある人
- 向いていない人:料理の種類そのものを変えたい人
2. 新しい料理は「月に1品だけ」と決める(0円)
毎週新しいものを作ろうとすると、続きません。月に1品だけ、週末に試す。うまくいったら、翌月から平日の手札に入れます。
1年続ければ12品。いまの手札が10品なら、倍以上になる計算です。
- 向いている人:週末に少しなら料理の時間を取れる人
- 向いていない人:週末も時間がない人、すぐに変化がほしい人
3. 調味料を1本買ったら、3品作ってから次へ(0円〜)
新しい調味料を買ったときは、それを使う料理を3品決めてから使い始める。オイスターソースなら、炒めもの・煮もの・あえもの、という具合です。
「1回使って余らせる」がなくなるので、調味料の出費が無駄になりません。3品増えれば、レパートリーとしても十分。
- 向いている人:調べものが苦にならない人
- 向いていない人:レシピを探すこと自体が負担な人
4. ミールキットで「選ぶだけ」にする
レシピと、計量済みの食材・調味料がセットで届くミールキットを使う方法です。
1〜3との違いは、調べる・買いそろえる・量るがまとめてなくなること。届いたものの中から作るだけなので、初めての料理でも手順で迷いにくい。使ったことのない調味料も、1回分だけ入っています。
作ってみて気に入った料理は、レシピを見て次から自分で作ることもできる。レパートリーを増やす「入口」として使うわけです。
一方で、お金はかかります。毎週の定期宅配の仕組みに慣れる必要もあります(詳しくは後半で)。
- 向いている人:レシピを探したり材料をそろえたりする時間がない人
- 向いていない人:食費を最優先で抑えたい人
どれを選ぶかの目安
- 基本の料理はある。見た目と味を変えたい → 1
- 週末に少しなら時間が取れる → 2
- 新しい調味料を試すのが好き → 3
- 調べる時間も、買いそろえる時間もない → 4
まずは1から。今夜の料理の味付けを、ひとつ変えるだけで始められます。それでも「料理の種類そのものが足りない」と感じたら、4を検討すれば十分です。
献立を考えること自体がつらいなら、仕事終わりに献立を考えられない人向けの記事もどうぞ。曜日でジャンルを固定する方法などをまとめています。
ミールキットを使うなら:Kit Oisixの場合
ミールキットの例として、Oisix(オイシックス)の「Kit Oisix」の公式情報を整理しました。レパートリーの悩みと関係が深いのは、メニューの数と、試しやすさです。
以下は2026年10月18日時点の公式サイトの記載です。料金や条件は変更される場合があるため、申し込む前に公式サイトで確認してください。
メニューは「毎週20種類以上」
公式サイトでは、Kit Oisixは毎週20種類以上のメニューを販売していると案内されています。
一覧ページを見ると、メニューには「お肉メイン」「お魚メイン」「野菜メイン」「こどもOK」「麺」「世界グルメ」「シェフ監修」などの分類があります。和食の定番から、韓国料理や台湾料理、エスニック、パスタまで幅広い。家ではまず作らないような料理も並んでいます。
主菜と副菜が、10〜20分でそろう
- 主菜と副菜の2品を、10〜20分程度で作れるように設計されている
- 届くのは、調理方法が書かれたレシピと、計量された野菜や加工食材
- しょうゆなど、家で用意する調味料と調理器具もレシピに書いてある
- 包丁を使わないメニューや、冷凍のメニューもある
1キットは2人前から
公式FAQによると、Kit Oisixは基本的に2人前から。1人前の用意はありません。
価格はメニューごとに違います。私が一覧ページで確認した週(2026年10月18日)は、2人前で税込1,727〜2,051円のメニューが並んでいました。3人前を選べるメニューもあります。
まず「おためしセット」で試せる
初めての人向けに、Kit Oisixが入った「おためしセット」があります。公式サイトの記載は次のとおりです。
- Kit Oisixの人気メニュー3種類に、旬のフルーツや加工食品を加えた全15品で1,980円(税込)(プレゼント含む)
- 送料無料
- 「おためしセット」なので定期購入ではない
- 到着日と、宅配の時間帯を選べる
- 初めて利用する世帯の1回限り。注文したあとのキャンセルはできない
おためしセットにはいくつか種類があり、中身と価格はページによって違います。申し込む前に、申込画面でセットの内容を確認してください。
3種類のキットを作ってみれば、「レシピを見ながら作る料理」が自分の生活に合うかどうか、だいたい見当がつきます。
おためしセットは初めての人向け・1回限りです
続けるなら:毎週「何もしないと届く」仕組み
おためしセットのあと、続けて使う場合は定期宅配の会員になります。入会金・年会費はかかりません。
注意したいのは、届く仕組みです。毎週木曜にOisixがおすすめの商品を提案し、締め切りまでにキャンセルや変更をしなければ、その内容で届きます。 締め切りまでならキャンセルでき、キャンセル料や手数料はかかりません。
締め切りの日は住んでいる地域によって変わります。送料の決まり方や、休止・解約・退会の違いもあわせて、共働きで夕食が21時になる人向けの記事で詳しく整理しました。
Kit Oisixが向いていない人
公式の条件から考えると、次に当てはまる人には合わない可能性があります。
- 1人分ずつ作りたい(基本は2人前から)
- 食費を最優先で抑えたい(上の1〜3のほうがお金はかかりません)
- 毎週、締め切りまでに中身を確認したりキャンセルしたりするのが負担
- 決まった日に荷物を受け取れないことが多い
まとめ
- レパートリーが増えないのは、知識より「新しい料理を試す手間」が大きいから
- お金をかけないなら、味付けだけ変える・新しい料理は月に1品・調味料は3品作ってから次へ
- 調べる・買いそろえる・量るをまとめてなくしたいなら、ミールキット
- Kit Oisixは毎週20種類以上(公式の案内)。2人前から、主菜と副菜が10〜20分
- おためしセットは定期購入ではない。続ける場合は、毎週の締め切りまでにキャンセルしないと届く
レパートリーは、気合いで増やすものではありません。新しい料理を試すハードルを下げれば、手札は自然と増えていきます。まずは今夜の味付けをひとつ、変えてみてください。
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